3歳5ヶ月からのスノーボード育児

娘のスノーボードデビューを機に家族一緒に雪山を楽しむ様子や育児にまつわる出来事を日記にしてみよう

幼児とのスノーボード。自分に送るその心得。

〜【本日の一コマ】今シーズン、お疲れさまでした〜

3歳児の娘と初めてスノーボードを共にしたシーズン。あくまで育児の一環と捉えて、その心境をまとめてみる。

幼児とスノーボードなんてそんな気楽に行っていいのかと言う問い。3歳児と二人だけのスノーボードトリップなんてなかなかクレイジーなことをしていると感じる。結局は親の自己満で、普通ならリスクばかりだし子供もぶっちゃけ嫌がるだろうと思う事もある。しかしシーズンを通して、子供とスノーボードに行く育児的な意味合いは我が家としては大いにあった。

シーズン最後、娘との志賀高原トリップは3歳の娘と行くには普通なら半ば無茶とも言えるトリップだったと思う。自分自身行くかどうかとても悩んだ。特に最後のトリップの数日前、娘にゲレンデ行こうか誘ったら「寒いから嫌だ」と実はきっぱり断られている。なんとか滑り終わった後に遊び行く約束をして当日を迎えたけども、でもいざ行ってみるとしっかり楽しんでくれたし、幼いながらも晴れたことへの喜び、風の心地よさ、大自然の綺麗さを言葉で伝えてくれた。こちらも親として学ぶ事があった。そして何より毎トリップ一緒に行って後悔することが無い。

そして気づいたのがこの感じは保育園に通わせるのとおんなじ感覚だった。保育園に向かう時には嫌がりながらも迎えに行くとしっかり楽しんで何かを学んでくる。その中にはきっと本人にとっての辛いことやストレスもあるであろう。しかし子供にはどんな事も楽しんで学ぶ力があるんだと思わせてくれる。良く幼い頃から保育園に入れるのに否定的な言葉があるのを耳にする。でも保育園だってスノーボードだって他の事だって子供はしっかり体験した事を自分の力にできる。その力は大人とは比較にならないし、圧倒されてしまう事すらある。

幼児とスノーボードなんてそんな気楽に行っていいのかと言う問い。そのアンサーは子供はそんなやわじゃないしめちゃ楽しんでくれる!

ただしまずは安全第一。そして子供がしっかり楽しめるように可能な限り快適に遊べるようあらゆる準備をするのと、子供が何を感じているのか常に子供の目線を意識する事が必要。保育園ではこれを常に先生がやってくれている。本当にありがたい。娘とのスノーボードの時は親として当然責任を持ってこの事を厳守する。

と感じたシーズンだった。