3歳5ヶ月からのスノーボード育児

娘のスノーボードデビューを機に家族一緒に雪山を楽しむ様子や育児にまつわる出来事を日記にしてみよう

スノーボード18日目 ひとりでできたよ。滑って止まる初メイク。

〜【本日の一コマ】今シーズンたくさんお世話になった川場〜

今シーズンは川場には随分通って、本当にたくさん楽しませてもらった。そんな川場で迎えた娘との3月末日。これまで課題としていたパパに頼らず娘自身で滑るって止まる。ついに川場にて見事に達成!自分で滑るぶんには斜度の緩やかな場所では以前からできていたけども、今回はついに止まる動作をも身につけた。

 

まず今回は残雪具合と通いやすさ、娘からの大きなキッカーを見たいと言うリクエストで川場に決定。

 

朝からやる気満々の娘。自撮り棒持ってくれた。途中、ハイクエリアでパパも少しボックスで遊んだけどもパパのジブ映像も撮ってくれて記念すべき初フィルマー。

 

なかなか良く写ってる。

 

ハイクエリアで見学。

 

無謀にも娘を抱っこしてワイドボックスチャレンジ。無事抜けたけどカメラと娘と両方抱えるのは流石にしんどい。映像に残せなかったけども、そのまま2連キッカーの横を抱っこして流す。落ち込みで少し飛んだら娘も大喜び。

 

↑無事メイク

 

そうして娘のテンション上げつつここからはしっかり練習。

 

前回の指導から、まず転ぶ事は悪くない。安心して転ぶ事を身につけよう。パパも危険と思えばわざと転けるし、転ぶ事もスノーボードの楽しさだからと。と言う事で自分で座るところから。その場で座ってみたり、足慣らしで手を繋ぎなが滑って途中で倒れてみたり。

 

受け身動作の大切な一歩

 

受け身とか言ってもまだわからないけども、お尻だけドスンと着こうとすると防具あっても痛いから頭を打たないようにして体で倒れていこうと教える。

 

そんな声がけをしてみたら気が軽くなったようで、自分で滑る決意を固めてくれた様子。今までは転けちゃダメという意識があったみたいで、滑り始めた後の対処に恐怖感があったんだと思う。

 

娘を残して少し先に待機。少し滑ったらコケるように言いつつ、娘が踏み出すのを声をかけながら待つ。緩斜面の緩い雪に滑り出しがなかなか難しようで、小刻みに左右に板を動かしてると急に板がフォールラインに向き滑り始めた。数m進んだところで無事尻もち。この瞬間に娘に火がついたらしい。

 

滑り始めて

 

コケる

 

↑そしてまさに娘に火がついた瞬間がこれ

 

いそいそと立ちあがろうとして再チャレンジ。次は少しターンする形で尻もち。その次は1mスライドしたら止まって、またスライドして尻もち。ボードスライドから初めて止まれた瞬間。

 

今まで以上の攻めの姿勢。

 

そしてさらにバックサイドターンの状態から自力で止まる事もできた。そのまま自分でボードスライドで滑り始め10mちょっと移動。ついにパパの助け無くしっかり滑れるようになった娘。おめでとう。

 

その後も緩斜面では娘が「自分で滑る」とたくさん滑ってたくさん転んだ。上手にコケるのも一つのテクニック。コケてもいちいちへこたれず、次に行く姿勢がこれまでの娘と何か違う気がした。

 

前回の宝台樹で気づいた課題。正直今シーズンは自力で滑って止まるのは難しいかなと思ってた。むしろ娘に火がつく直前までは雰囲気少しヤバかった。でもそんなパパをよそに、全く予想してなかったところで娘の見せた爆発力。本当に見事だった。

 

誇らしげにゲレンデを後にする娘。