〜【本日の一コマ】この日は一際たくさん練習した娘〜
1月5日、昨日は病み上がり後の様子見滑走だったけども娘も不完全燃焼気味だったのでリベンジの2日連続滑走。
ゲレンデのコンディションも抜群に良くて雪山を全力で楽しめた1日だった。そしてたくさんの練習メニューをこなした。
午前中、まずはせっかくの気持ちの良いピーカンだったので山頂からのロングランを存分に楽しむ。
↑目の覚めるような見事な谷川岳。
↑終日眺めることのできた富士山。
↑武尊山へもたくさんの登山者の姿があった。
足慣らし後、休憩を挟みつつ練習メニューに取り掛かる。まずは板さばきや反発の習得、体のコントロールのために基礎的なグラトリ。年末年始の療養中に基礎的なプレス系の動きをお家で素振りのように繰り返し練習した。
それでも雪山でやるとなるとなかなか体は動かない。しかし何かしらの得意な動きと言うのはあって娘は意外とフロントノーズが合っているみたい。フリーランではヒールの扱いが得意なのでてっきりバックノーズの方が習得しやすいと思ったが、バックノーズの逆捻りの動きが娘としてはあまりしっくりこない様子。
↑綺麗なフロントノーズ。
↑テールプレスで反発を感じる練習。
↑テールの圧を感じる事でオーリーがそれらしくなった。
また、フロントノーズの後軽くノーリーと逆捻りの解放で板を進行方向に戻すがその動きもしっかり練習。まだまだぎこちないが、この様な動きがトリックや全体的な滑りのリズムを作ってくれ流れが生まれるので大切な動きだと思う。
またテールプレスやノーズプレスも練習する事で板の反発を実感。板の反発に気づく事で滑りの幅が明らかに増えた。
そして久しぶりにスイッチ練習。この先グラトリやパークでスキルを上げるには必須。スイッチでもヒールのターンはとても得意なので、トゥでのターンさえ克服すれば大きなステップアップになりそう。パパも見習ってこの日はキッカーもスイッチで練習。
↑去年まだまともにターンできなかった頃の練習をスイッチで再び繰り返す。
後半は練習場所をパークに移してまずはハイクアップエリアのワイドボックス。グラトリではまだうまくいっていないもののひとまずはバックノーズの動きを実践。トリック自体の練習と言うよりは、いわゆる「トリック」がどう実現されるのか、その理論の組み立てをどう考えるのかという部分に触れて感じてもらうのが目的。
↑いよいよボックスでのトリックに挑戦。
↑少しヒール強めでエントリー。
↑まだバックノーズが体に馴染んでおらず腕の振りが逆になった。
↑逆にシフティ。
↑干された。
そしてキッカーもたくさん練習した。それぞれのキッカーが現状はテーブルトップなので、様々なリップのサイズやアプローチに慣れるチャンス。特に1番小さいキッカーでは徐々に板が雪面から離れるようになってきた。この調子で少しずつアプローチスピードを速めて、まずは飛距離が伸びるようにしていこう。
↑キッカーも積極的に練習。
↑最初はリップが大きく見えて怖いが、基本を守って乗り越える。
↑捲られる事がなくなってきた。
↑雪山ではこれまでで1番のクオリティのエアー。